女性用数珠の選び方をわかりやすく解説

女性用の数珠と男性用の数珠とでは、珠の大きさが違うってご存知でしたか?

女性用の数珠は、男性用の数珠と違って、女性の華奢な手に合うように男性用より珠のサイズが小さめに作られています。女性用数珠の大きさとしては、7~8mmが主流です。

数珠の色合いにしても、男性用は黒やブラウンなど濃い目の色の数珠が多いのに対し、女性用はピンクやラベンダーなどのパステルカラーの数珠が多いのも特徴です。

そんな女性用の数珠の選び方を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

紫の数珠と数珠袋

好みの素材から選ぶ

女性用の数珠の素材で一番人気なのは、水晶です。
透明な水晶で、薄ピンクの房がついた数珠などは、若い女性に人気ですが、色がついた水晶(色水晶)のタイプもおすすめです。

そのほか、リボンを象った珠がついた数珠などもあり、若い女性の人気を集めています。
また「数珠はいいものを持ちたい」という方には、ビルマヒスイや珊瑚の素材が人気です。

ビルマヒスイは深い緑色をしており、独特のツヤがあるのが特徴で、珊瑚はオレンジ味を帯びた赤色をしています。

珊瑚に関しては、白珊瑚と呼ばれる白色の素材もあるので、結婚祝いに渡される女性も多いようです。

葬儀用に色がついた珠の数珠を使っても差し支えはありませんが、東北地方、北陸地方などの葬儀では、透明の珠で白い房の数珠を使用しなくてはならないなどの風習があるので、TPOをわきまえた数珠選びをするのが理想です。

片手念珠か二輪数珠か

片手念珠は略式念珠ともいわれ、一般的によく使われるタイプの数珠です。
珠や房などの色やデザインがいろいろあるので選択肢が多く、女性には人気なタイプではないでしょうか。

二輪念珠は、元々真言宗の正式念珠でしたが、最近では日蓮宗以外の宗派において、正式念珠として使われることが多いタイプです。

女性の場合は、旦那様のお家の葬儀に参列する際など、相手のお家の宗派を確認し、正式念珠を持って参列すると「葬儀のマナーを気にする女性」という印象を与えることができるでしょう。

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